左官業務とは
左官とは、縄文時代から長く続く伝統的な職業で土やコンクリート、セメントなどの素材を塗ったり、砂壁や漆喰仕上げなどの最終的な表面の仕上げを施す職人のことです。
日本の伝統的な技術職であり火災に強く、カビ・ダニ発生を防ぐ調湿作用もあり、それにより建物を長持ちさせる効果もあります。
空気を汚染しないためアレルギー、アトピーの予防や健康面の点からも注目されておることや、漆喰の主成分である石灰は水と反応した後に長い時間をかけて石灰岩に戻っていきその際に空気中のCO2を吸収すること、
使い終わると自然に還ることなどから地球に優しく地球環境に配慮したエコな役割もあるといわれております。
様々な施工をおこなっている左官の仕事
左官の仕事でイメージするのは「土を壁に塗る」という施行ですがその他にもタイル貼りやブロック・レンガ積み、コンクリート床仕上げなどがあります。 そのどれにも高い精度が求められるとても誇り高き仕事です。
近年、注目を浴びる左官業務
時代の進化の過程で少し陰りをみせていた左官業ですが、近年また注目を浴びている職業になっています。
長い歴史の中で確証されてる「耐久性」「安全面」「職人の手作業による技巧」を兼ね備えた左官は日本建築の歴史を支える職種の1つであり左官の仕事は昔ながらの技巧ながら未来に寄り添った素晴らしい職業です。
安全で天候に左右されない仕事です
左官の仕事は「足場での作業」のイメージがあり危険と隣り合わせなんて思われがちですが実際施行する場所は室内での作業が多く天候に左右されることもほとんどありません。
昨今の足場での作業は昔より格段に安全性に力を入れておりますので安心して作業が行えます。作業場所は主に学校や病院、ビルマンションなどが主です。